東京本社
ビジネスソリューション2部 物流情報システムG
高田 和也
出身学部:情報工学部卒
入社年:2005年

 

どんなにつらくても一緒に頑張ろう    

大学に入学する頃から、この業界に興味がありました。就職活動でも、業界はかなり絞っていたのですが、そのことに加えて、会場を借りて就職セミナーを行う企業ではなく、自社内で説明会をやる企業を中心にまわっていました。就職先を考えるうえでは、やはり直接会社の雰囲気を見たかったからです。
ユニバーサルコンピューターに興味を持ったのは、パンフレットに書かれていた「本気で語ります」というキャッチフレーズ。このフレーズが妙に気になったんです。参加した説明会も風変わり。風変わりというのは、まず仕事のつらいところを最初に言ってくれたということ。どんな仕事にもつらい部分はある。それでもこの仕事、この会社に興味がある人、一緒に頑張りたいという方はぜひ来てくださいと言われて。そこで語られた具体例は想像していた以上のもの。学生が思わずたじろぐ情報を出しても、それでも一緒に頑張ろうという姿勢に、この会社のチームワークの強さを感じたことが、何よりの決め手でした。その頃は当然、社会のことはわからなかったのですけど、この会社ならいろんな人とチームで頑張れる気がしましたね。

工場が、自分のシステムで動く喜び 

入社してからは制御の仕事を半年担当した後、物流システムの開発チームへ。ここでまず生産工程に入る在庫管理システムを担当しました。お客様からは、製品に貼り付けるラベルの文字が小さく見づらいとか、操作画面の使い勝手をこうしてくれとか、そんな修正依頼に対応が続く日々。レビューした後から修正が出ることもあります。でも納期は限られている。このプロジェクトの時は、終電で帰る日が何日もありました。
でも出来上がったシステムが動く様を見て、思わずガッツポーズ。仕事をしたという実感と感動を味わうことができました。お客様の工場が、自分が関わったシステムで動く喜び。それまでお客様は伝票を手書きで処理されておられたのですが、このシステムを導入することで、ハンディスキャナになり、手書きの手間とチェック作業から開放されたわけです。システムを組み上げていく段階では、工場の、特に年輩者の方々からは画面が見づらいとか、ボタンが使いづらいとか、その度毎に何度もやり直して。でも最後は、使い勝手がいいとほめていただきました。その打ち上げの時にお客様や上司から「よく頑張ったね、ありがとう」と言われた時の嬉しさは一生忘れられません。

この会社のDNAを自分の代に終わらせたくない。 

これまで仕事でお世話になった上司は、全員尊敬しています。これは技術力ではなく、むしろ人間性に対して。例えばどんなに自分が忙しくても、手を止めて新人の初歩的な質問、抽象的な質問にも答えてくれたりとか。ないがしろにせず、必ず返してくれる。これはできそうで、なかなかできないことだと思います。そして締めるところは締めるけど、フォローもさりげなくしてくれる。考えさせることもしてくれる。メンバーのことをいつも考えてくれている。そして何よりメンバーが萎縮しない配慮、気配りをしてくれる先輩。そういう人たちが集まっている。この会社は、そういうDNA。これを自分の代で途切れさせたくないと思っています。
目指している人がすごいから、ハードルは高い。一緒に上を目指せる会社。同じ目標を追いかけられる会社。就職の時に「この会社、合うかもしれない」という直感を大切にして良かったと今でも思っています。

未来のために、今はまだ地盤を固める時期  

今はまだ、この先の夢は何かということに明確に答えられる段階ではないけど、まずはこの先、Webやネットビジネスなど、いろんな分野を担当してみたいと思っています。技術者としても社会人としても、今はまだ地盤を固める時期だから。そして3年くらいでなんとか明確な夢を描くことができるようになりたい。この会社には、とにかくお手本になる人、目指したいと思える人が多いから、そしてその人たちの凄さをわかりかけてきたから、中途半端なことでは、夢など語れません。いつか胸を張って夢を語ることができるよう、日々の仕事を通じて頑張っていきたいと思っています。