東京本社
金融システム部銀行システム課長
小高 慶
出身学部:経済学部卒
入社年:2004年

 

いつかは億単位の仕事を動かしてみたい  

私は中途入社ですが、前職も金融系SE。100名くらいの規模の会社でしたから、それほど大きな開発はしていませんでした。ユニバーサルコンピューターに入社してうれしかったことは、ここでは億単位での大きなプロジェクトが動いていること。まだ私は経験してませんが、大きな仕事は技術者としては、やはりワクワクするものです。いつか私もそんな大型プロジェクトを担当したい。そんな日が来ることを楽しみにしているんです。
とはいえプロジェクトの大小に関わらず、金融機関でトラブルは絶対に御法度。何よりも品質の高さが求められます。自分が設計したシステムが想定外の動作をして何万人もの人が迷惑する。そうなれば、我々の直接のお客様が金融機関として社会的な責任を問われることになります。ですから品質に対するプレッシャーというものは、相当なものです。お客様の要求度も高い。難しい仕事だからこそ、成し遂げた時の喜びは大きいわけですけどね。

メンバーの自主性をいかに育んでいくか  

前の会社との比較、あるいは勤務先での他社の方との会話などから感じることは、ユニバーサルコンピューターの社員は、真面目な人が多いということ。時間を守るといった社会人としての基本はもとより、お客様に対する真摯な対応など、全体的に非常に意識は高いと思います。このことは社風として定着しているようですね。きちんとした社員教育ができていることを改めて感じます。
私も社内ではグループリーダーとして、7名の部下の育成を担っていますが、彼らに常々言っていることは、一を聞いて十を知れということ。できる人は言われなくても進んで動くことができる。こうすれば、こう言われるだろうと、先を見越すことができる。でも、できない人は指示されないと動けない。ただ指示が来るのを待っている。社会人としての基礎がしっかりとしてしていること。真面目なこと。ポテンシャルの高いメンバーが集まっているだけに、こうした自主性をどう育くんでいくことができるか。このことは、私自身の目標の一つでもあります。

この会社にはお手本になる上級SEがいる  

ユニバーサルコンピューターに入社して、私自身SEという仕事について、考えさせられました。それはお手本になるような上級SEの人が何人もいるからです。以前の私は、自分の技術をいかに伸ばしていくかということが唯一大きなテーマでした。だから勉強といっても技術や業界知識に関するものばかり。ユニバーサルコンピューターでは、業界知識ばかりではなく、世の中の動きを理解し視野が広い上級SEの人がいる。そしてその人たちは勉強量も、もの凄い。こうした人たちの存在は、本当に目からウロコが落ちる思いでした。今の私では、まだまだ足らないことが多いのですが、知識を補うためには本を読むしかないと、硬いものから柔らかいものまで、貪欲に知識を吸収している最中です。時間があれば、図書館にも通っているんですよ。
こうしたことを少しずつ積み重ねてきて、思考パターンが一元的ではなく複眼的に変わりつつあることを実感しています。例えばお客様が求めていることについて、以前なら一案しか考えつかなかったのですが、今では複数の案を出し、それぞれの長所短所を説明し、どれが最適案であるかを提言できるようになってきました。メンバーを育む立場にありますが、私自身も現在進行形で成長したいと思っているんです。

金融業界は大きく変わっていく。その為に必要なこと  

金融業界は、これから様々な分野と関わりながら成長していくと思います。そのためにも私たちは、Eマネー、クレジット、モバイル、セキュリティなどなど、さまざまな分野のことも先取りして理解しておかなければならない。先程、勉強することの大切さについてお話しましたが、私も含めて、若いうちにどれだけ自分に投資できるか。このことはますます大きな意味を持ってくると思います。社内でも月一回の部会議後の時間を使って、勉強会などをしたりしていますが、こうしたこととともに、自ら情報を求めていかなければダメだと思います。もしかしたらメンバーからは、うるさい上司と思われているかもしれませんが、それは、メンバーと一緒に大きな達成感を味わいたいからなのです。そして私自身のことで言えば、いつの日か、振り返ってみて金融の仕事をやっていて良かった。そう思えるようになりたい。その日のためにも、まだしばらくは勉強の日々ですね。