Aerohive SD-LAN Wi-Fi Solution

いつでも、どこでも、つながる、クラウドにもアクセスポイントにもコントローラーを持たない、完全コントローラレスの次世代Wi-Fiソリューション

次世代SD-LAN Wi-FiソリューションAerohive(エアロハイブ)とは?

クラウドにもアクセスポイントにもコントローラーを持たない、完全コントローラレスのWi-Fiソリューションです。 クラウドマネジメントシステムHive Manager NG(Next Generation)によってアクセスポイントの設定管理や統計データの収集・表示を行います。 小・中規模オフィスから大規模オフィス、病院、学校、製造業、小売業、あらゆる環境に最適なSD-LAN Wi-Fiソリューションです。 働き改革プロジェクトのためのパイロット導入として、1台からの導入も可能です。

高セキュリティ

高い拡張性

シンプル設定

明朗な価格体系

Aerohiveの特徴

次世代のアーキテクチャ

これまでのWi-Fiアーキテクチャは、時代の背景やモバイルデバイスの台頭により複雑化し、管理・運用も煩雑なものとなってきました。

Aerohiveはこれら全ての問題点を解決すべく、SD-LANをベースとした最新かつ独自のアーキテクチャを搭載。

これにより大規模展開、集中管理に必要だったコントローラを排除しながらも、同等以上の機能をユーザそして管理者に提供します。

完全コントローラレスのAerohive

Aerohiveの完全コントローラレスアーキテクチャは、従来のコントローラ型とは全く異なります。AerohiveはHive Managerと呼ばれるクラウドアプリケーションにより管理されます。しかしこのHive Managerは無線LANコントローラ型と異なり、アクセスポイントの制御は行っていません。

  1. NMS(Network Management System)であるという事
    NMSの機能しか持っていません。設定・統計情報のみを管理しています。
  2. セキュアであるという事
    アクセスポイント同士が能動的に協調分散制御を行っているため、Hive Managerに通信データが流れる事は一切ありません。
  3. 可用性が限りなく高いという事
    コントローラレスの為、万が一アクセスポイントがHive Managerに接続できない場合でもAerohiveは動き続けます。

Software-Defined LAN(SD-LAN)をベースとしたAerohive

アプリケーションのビジビリティと制御

高度なQoS(Quality of Service)エンジンと、Aerohiveに搭載されたディープパケットインスペクションファイアウォールをネットワークエッジで組み合わせることにより、アプリケーション、ネットワーク、およびビジネスニーズに適応する環境を、動的に最適化し実現。

コントローラー型を超えた協調分散制御

Aerohive独自の分散型制御Wi-Fiは、小規模から大規模、単一拠点から多拠点といった、規模、業種、業態を問わないあらゆる企業のネットワークを最適にサポートします。アクセスポイントの状況に応じた自動最適化や自己回復といった機能も、Aerohiveの分散型制御アーキテクチャではアクセスポイント同士が強調し合うことにより実現しています。

アプリケーションとシステム監視

AerohiveのオープンAPIプラットフォームは、プログラマブルインターフェイスを提供し、お客様独自のカスタマイズされたITおよびビジネスアプリケーションを、リアルタイムデータを用いて構築可能となっています。

次世代のクラウド管理

パブリックまたはプライベートのクラウドソリューションとして提供されるHiveManager NGは、最新のアクセスネットワークの導入とサポートという新しいアプローチを提供します。

コンテキストベースのポリシー制御

時間やロケーションでのアクセス、VLAN、利用アプリケーションの権限、帯域幅などを制御可能。これらのポリシーは、ロールベースでユーザやデバイス単位、グループ単位等で容易に行うことが出来ます。

多彩なクラウドシステム導入形態

全パターンマルチテナント対応!MSP事業者様にも対応可能

パブリッククラウド
Aerohive社提供のサービスを利用

■ 全てのお客様向け
■ 拡張は実質的に無限大

プライベートクラウド
バーチャルアプライアンスを社内設置

■ パブリッククラウドを導入できないお客様向け
■ 1サーバAP2,000台まで管理可能
■ VMwareで稼働

MSP事業者向けクラウド
Wi-Fiサービス基盤等で利用

■ パブリッククラウドのHMと同じシステムをMSP事業者様のプライベートクラウド環境で構築
■ 1サーバ 5万台まで拡張可能

利用形態に応じた機能パッケージ

機能パッケージ 内容

Insight

クラウドに蓄積したデータをもとにした顧客動向分析やAPI

Select

Hive Manager-NGのWi-Fi機能のフル機能版

Connect

Hive Manager-NGの機能限定版
シンプルなWi-Fi構築向け
クラウド管理+基本的な認証機能+モニター等

多彩な言語(9カ国)に対応

■ 日本語
■ フランス語
■ ドイツ語
■ 韓国語
■ スペイン語
■ 中国語
■ イタリア語
■ 英語
■ ポルトガル語

次世代Wi-Fiソリューション Aerohiveの主な機能

Aerohiveは、コントローラレスアーキテクチャにもかかわらず、コントローラ型が売りとしてきた高度な機能を装備しています。また、クラウドマネジメントならではの手間のかからない仕組みや各種運用管理機能も装備しています。

大規模ユーザーでもスモールスタートから全社展開まで同じ機器をもとにスケールアップ可能なのはAerohiveだけです。

プライベートPSK

従来型のPSKによる認証方式はSSIDとPSKをシステム全体で共有しなければならず、セキュリティリスクの観点から業務環境での利用はされてないのが実態です。プライベートPSKはこのリスクを軽減し、PSKの利便性を高めたAerohive独自の認証方式です。

① 1つのSSIDに複数のPSKを設定可能

プライベートPSKとは、1つのSSIDに各個人やグループに応じた複数のPSKを設定することを可能とした認証方式です。

アクセスポイント、またはクラウド上のPPSKサーバでプライベートPSKを管理し、ユーザに配布することが可能です。またアクセスポイントで設定した場合は最大9,999個(機種によって異なる)まで、クラウド上のPPSKサーバを利用した場合は無制限に設定することが可能です。

② PSKユーザグループ毎のポリシー設定が可能

プライベートPSKでログインしたユーザは、VLAN、ファイアーウォール、利用時間制限、帯域制限、QoS設定など、設定されたポリシーの情報に従って、接続時にダイナミックに設定されます。これはRadiusサーバ認証を利用した場合と、ほぼ同一の管理が可能ということです。

③ その他便利な機能を搭載

プライベートPSKには便利な機能を多数搭載しており、例えば接続可能端末数の制限や、PPSKの使用回数制限などを利用できます。

また期限付きPPSKを定期的に自動生成(例:2018年10月1日午前9時から午後10時まで利用可能なPPSKを100個自動発行し、この日から向こう3年間毎日同じ処理をするなど)することができるため、社内用途に限らずイベント会場やホテルといった、多くのゲストがアクセスポイントを使う場においても、セキュアなWi-Fi環境を提供することが可能となります。

プランニングツール

Hive Managerには標準でプランニングツールが搭載されており、設置場所の平面図を取り込むことで容易に電波の到達範囲をシュミレーションすることが出来ます。

従来であれば、アクセスポイント台数を決定する段階で高額なサイトサーベイを行う必要がありましたが、Aerohiveではプランニングツールを利用することで導入コストの削減、導入までの短期化を実現します。

また導入後はヒートマップの表示、妨害電波の検知なども行えるため、トラブルシューティングも容易に行うことが可能です。

きめ細かいユーザプロファイルの設定

ユーザ毎に、認証タイプやアクセス時間、デバイス分類や使用するVLANの割当などを、きめ細かく設定することが可能です。

これにより社内Wi-Fi環境での利用に限らず、店舗での顧客サービスやゲスト向け環境、プロジェクト単位での利用やモバイルIPフォンの統合といった、これまでは煩雑化より困難であった複合的な利用が、Aerohiveのみで可能となっています。

ゲストアクセス向けの機能を標準搭載

① Web認証(アクセスポイントに標準で搭載)

要件に応じて様々な認証方式に対応。認証後にリダイレクト先をアクセスポイント単位で設定可能です。ゲストアクセスや公共Wi-Fiサービス、店舗などの顧客向けサービスなどをAerohiveのみで構築できます。

② ソーシャルログイン

Web認証と共にゲストアクセスに欠かせないのが、ソーシャルネットワークを利用したログイン機能。Aerohiveにも標準で搭載しており、Facebook、Twitter、LindedIn、Google+のアカウントでログイン設定することができます。

その他

Aerohiveはこれまで紹介した機能以外にも、高機能かつ多数の機能を搭載しています。

■ 導入前のプランニングツール標準装備
■ プライベートPSK
■ チャネルとTxパワーの自動チューニング(ACSP)
■ Dual 5Ghz+ダイナミックアンテナモデル(AP250)
■ 802.1X認証(外部Radius, AD, LDAP連携)
■ メッシュ
■ DHCP Server – NAT
■ プラグアンドプレイ
■ クラウドからの運用・保守
■ TPMチップ対応
■ 双方向ステートフルファイヤーウォール
■ ダッシュボード機能によるモニタリング
■ IoT対応(BLE内蔵モデルあり)

ラインナップ

Aerohive ATOM AP30

業界初の企業向け電源プラグタイプのアクセスポイント

  • 屋内用
  • Dual Radio 802.11ac/n
  • 802.11ac Wave 1をサポート
  • 2×2:2 MIMO 300+867Mbps
  • 企業向けのフル機能
  • 自動ですぐに使えるメッシュ機能
  • 既存環境へのシームレスな統合
  • IoTレディ(BLE内蔵)
  • 切れ目のないモビリティ環境
Aerohive AP150W

ホスピタリティ業界向けアクセスポイント

  • 屋内用、壁付け型アクセスポイント
  • Dual Radio 802.11ac/n
  • 802.11ac Wave 1&2をサポート
  • 3×3:3 SU-MIMO 2×2:2 MU-MIMO 300+1300Mbps
  • 有線ポート×3
  • パッシブパススルーポート×1
  • IoT対応(BLE内蔵、ZigBee対応予定)
  • HiveOSのすべての機能を利用可能
  • 別売スタンド
その他アクセスポイント
Model AP122 AP130 AP230 AP250 AP1130
 
設置環境 屋内用 屋外用
無線規格 Dual Radio
802.11ac/n
Dual Radio
w/ a software
Selectable
Radio 802.11ac
(2つの5GHzバンド)
Dual Radio
Radio 802.11ac/n
802.11ac世代 Wave1 Wave1&2 Wave1
パフォーマンス 2×2 : 2
MIMO
300+
867Mbps
2×2 : 2
MIMO
300+
867Mbps
3×3 : 3
MIMO
450+
1300Mbps
3×3 : 3
MU-MIMO
1300Mbps
SSR
+1300Mbps
2×2 : 2
MIMO
300+
867Mbps
防水 防水ありIP67
スイッチングハブ

AerohiveはWi-Fiアクセスポイントと同様のクラウド管理が可能なスイッチングハブもリリースしています。

■ アクセスポイントと同じくHive Managerで運用管理が可能
■ ギガビット対応
■ 802.3at PoE対応

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