お客様が抱えていた課題

・リース機材の稼働率を高く維持するために、各支店で行っている商品管理を見直し、機材の滞留を無くしたい。
・紙中心の煩雑な事務処理を効率的に行える様にするため、情報をデータ化しペーパーレスと業務手順の見直しを行いたい。

現行の業務を分析した結果

・現行システムを導入して10年以上経過しており、旧態の仕組みで作成されたシステムに合わすため作業手順が煩雑になってしまっている。
・紙有きでシステムが構成されているため、リース機材の空き検索や納期時期の把握、伝票等の事務処理に時間がかかっている。

当社から提案したシステム概要

・情報の電子化(ペーパーレス化)で、迅速かつ正確な情報をいつでも誰でもが見られるようにする。また、ペーパーレス化で事務処理を効率的に行えるようにする。
・電子データとして他システム(人事・給与,配車,会計等)に連携することで、間違いのない事務処理が行えるようにする。

システム化による効果

新システムにおける改善目標 結果
各種資料の電子化を行い、早期検索を可能とし、紙媒体の保管量や作業を軽減する。 コストダウン化とデータ化による業務効率化を実現
⇒モバイル端末を利用したペーパーレス化
⇒紙媒体管理が不要となり、現場にはモバイル端末とモバイルプリンターを持参するだけよくなり業務効率化
※伝票からお客様情報を探す手間が大幅に削減。
紙媒体からの転記など2重作業を無くし、データ連携を実施する事で、作業負荷軽減を図る。
商品管理(単価、在庫)の強化を行い、商品の状態把握を向上させる。

商品管理が煩雑にならずに状況把握が効率的に行えるようになった.

各種マスタの煩雑化を解消し、データのスリム化、分析・統計など活用の容易化を図る。 各支店毎に管理(個別マスタ管理)していた同一商品を、マスタを一元化することで滞留している商品等を分析できるようになった
販売管理、単品管理、営業支援を統合し、各種Excelの一部をシステムに取り込む事で、煩雑な作業を回避する。 統合されたシステムに対し、EXCELデータを取り込むことで販売データ等も一元管理でき、データ活用が行えるようになった
会計・人事システムなど、外部システムとのデータ連携を可能とし、データの2重管理を軽減する。

各基幹システム間のデータ管理における作業量を大幅に軽減できるようになった

 

     

課題業務への効果

課題業務 システム化による効果
紙媒体管理で顧客情報の検索・閲覧に時間がかかる。 また、紙への転記(清書)にも膨大な時間を要する。 各種資料の電子化、モバイル端末へのデータ連携を行うことで、現場で作業が完結。 顧客情報の検索・閲覧も容易となり、紙媒体管理に費やしていたコストも大幅に削減。
支店毎に商品管理している為、商品の状態把握に時間がかかる。 商品マスタの一元化によりどの拠点でも同一商品の状態把握が容易。
また、滞留商品等をスピーディーに把握。
データ管理が煩雑で、経営判断の為のデータ分析が非常に困難 基幹システムや他システムとの連携を強化し、情報を一元化することで経営判断の為のデータ分析が容易。 また、多重管理していた情報をなくすことでデータ量のスリム化も実現

システム構成

概略

システム基盤はクラウド環境を活用
・リース業(備品・介護用品etc)の販売管理業務、購買管理業務、在庫管理業務、営業支援業務をシステムで支援
・Web EDIでの見積・発注連携及び、社内システム(人事/会計S)との連携

対象範囲

構成図

 

開発環境

VisualStudio 2019  ver.16.9.5
.Net FrameWork 4.8
ActiveReports 14.0J Professional
VSプラグイン Razor Generator/AnkhSVN2019/Oracle Developer Tools for Visual Studio
OS Windows Server 2016
IIS 10 
データベース Oracle12.2.0.1.0

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