Web系事例

クライアント・サーバシステムは情報システムにユーザ環境という変革をもたらしましたが、この仕組みの出現により稼働環境の標準化という新たな問題が発生しました。企業の情報システム部門がクライアント環境の統合に腐心した時代を経て、いまは異なる環境を受け入れたシステム化を実現することが前提になっています。

この要求にはWebブラウザをユーザ環境として活用する手法をもって応えることが解決策の代表であり、当社もインターネットが一般に普及しはじめた時期から取り組んできました。この技術を使ったソフトの特徴として、利用者の層の広がりがあります。そこにはデータ入出力を所定の速度で実現させるという情報システム本来の要求とともに、判りやすく見やすい表現が要求されます。また、インターネットなど公衆通信網の利用を前提とするとセキュリティ確保が重要な要求事項となります。

ここでご紹介する事例は、スマートフォン/携帯電話を端末とした在庫照会システムであり、利用者によって参照権限を付けることで情報提供側のデータ保護を実現しております。

スマートフォン/携帯電話という進化の著しい端末を用いるシステムは、安定稼働とともに将来に渡っての機種対応など、お客様システムの稼働を保障できるだけの体制と技術力が必須と考えます。これからますます増加する一般ユーザに、BtoCビジネスに当社をお役立てください。

在庫・商品 情報検索システムの流れ

在庫・商品 情報検索システムの内容

パソコンを端末として使用していたシステムを携帯電話を端末として利用しています。限られた表示空間でどのような表現をするかがキーポイントとなります。あわせて、不安定な通信回線を想定した動作が要求され、具体的には再接続や重複ログイン管理などの制御を強化する必要があります。

お客様のお取引先様への情報提供を簡単に実現できたことを通じ、メールマガジンの発行など、更に情報発信ツールとして本システムは活用化がはかられました。