テレワークってなに？

　テレワークとは「Tele（遠隔）」と「Work（働く）」を組み合わせた造語で、ICT技術を活用して職場にいなくとも、いつでもどこでもどこからでも仕事を行う働き方のことです。

　昨今では総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、内閣官房、内閣府が、東京都および関係団体と連携し、2020年東京オリンピックの開会式にあたる7月24日を「テレワーク・デイ」と位置づけ、働き方改革の推進を行っています。

　また働き方改革そのものを目的としなくても、新型コロナウイルスや新型インフルエンザなどによるパンデミック対策、事業継続計画（BCP）対策など、テレワーク環境を整備することでDX時代の企業にとって必要不可欠となる業務形態、対策を講じることができる為テレワーク環境の導入が進んでおり、在宅勤務やモバイルワーク、またサテライトオフィスなどの活用が進んでいます。

テレワークを導入するということ

テレワーク環境を準備するにあたって考えるべきこと

　テレワークの導入を容易にする各種ソリューションは多岐にわたりますが、それらのソリューションを導入すれば直ちにテレワークが実現するわけでは無く、企業活動を改めて確認する必要があります。

• 在宅勤務やモバイルワークで可能な業務範囲はどこからどこまでなのか？
• 社員同士のコミュニケーション（電話や会議など）や、情報伝達（掲示板など）はどうすればよいのか？
• テレワーク環境整備において、既存のセキュリティポリシーに合致するのか？
• テレワークを実践する従業員の執務環境は健康面、セキュリティ面など適切なのか？
• 労働時間の管理や確認はどうするのか？またそれらは現行の労務管理ルールや制度、規程に反していないか？
• サテライトオフィスを活用する場合のコストと、自社オフィスを利用しない場合のコストバランスどうなのか？
• 在宅勤務の場合、通信環境や光熱費の経費負担はどう考えるべきか？etc….

　このようにあらゆる面において検討、取り決め、配慮が必要となるため、一般的にテレワーク導入に非常に大きなハードルが待ち受けていると考えがちですが、実際には現行の業務からテレワークが可能な範囲を絞り込み、段階的に導入しながら問題点の洗い出しを行うことでスムーズに導入することが可能になります。

テレワーク環境を準備しよう

　昨今の新型コロナウイルスによる対策で、テレワーク環境をすぐに準備したいという企業が非常に増えている中、実際にどこから何をどうすれば準備ができるのかわからないという声をよく聞きます。

• 社内のパソコンを家からでも使えるようにすれば、とりあえず仕事ができるのか？
• コミュニケーション手段、情報共有手段はどうすればいいのか？
• 既にリモートワーク用の環境は有るけど、圧倒的に数が足りない・・・
• 自宅PCでも仕事ができるけどデータの持ち出しが不安・・・

　このような具体的な悩みについて、リモートデスクトップ環境や仮想環境の提案・構築で培ったノウハウと各種ソリューションで、解決のお手伝いをさせていただきます。

助成金の活用も検討に

　テレワーク環境の導入については、国の成長戦略の一つでもある働き方改革に関連することから、厚生労働省にて「時間外労働等改善助成金（テレワークコース）」が設けられており、助成金を活用することで中小企業にとっての高いハードルである投資コストを抑えて導入することが可能になっています。

参考サイト：時間外労働等改善助成金（テレワークコース）

参考サイト（東京都）：はじめてテレワーク（テレワーク導入促進整備補助事業）

また2020年3月3日には、新型コロナウイルス感染症への対策として期間限定で特例的なコースが設けられたことが発表されており、テレワーク環境の整備がより容易に迅速に行えるようになりしました。

参考サイト：新型コロナウイルス感染症に係る時間外労働等改善助成金（テレワークコース、職場意識改善コース）の特例について

参考サイト（東京都）：事業継続緊急対策（テレワーク）助成金

テレワークを推進する当社取り扱いソリューション

　当社ではテレワークに特化したソリューションに加え、オフィスワークでも利用可能な各種ソリューションを準備しております。またテレワークに限らず、オフィスワークでも利用可能なシステムに順次移行することで、テレワーク環境を整備しつつ投資やランニングコストを抑えることも可能ですので、弊社までお気軽にご相談下さい。

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