お客様の大日程計画(月単位)をもとに、製造ラインの設備・人的能力を見ながら負荷計算をおこない(負荷の山積み)小日程計画(週単位)を作成し、現場指示をかけてゆきます。各ラインからの着工・完了報告データは製造実績として生産指示を消し込んでいきます(負荷の山くずし)。
この事例の場合、多品種少量生産が主体の工程であり、ロットごとの工程追跡が困難でした。システム導入により工程間の完了予測が可能になり、結果として納品先への納期回答の精度向上という、システム化目的を達成させる事が出来ました。副次効果として、ライン間の仕掛在庫の把握が容易になることで仕掛在庫の減少や死蔵品・ライン滞留品を解消させることが出来ました。また各工程の要員配置計画が精度よく設定できるようになったため、多能工の養成が可能になりました。
現場に設置する端末について、私どもは当初POP(Point Of Products)端末を予定していましたが、導入コスト低減のため市販パソコンを設置し、障害発生時は予備機対応という実際的な方法で稼働をおこないました。製品進化が激しいパソコンはWebブラウザのみを動作させるため、私どものWeb系技術が役に立ちました。
このような製造現場の情報システムは、モノの流れと情報の流れを一致させることで真価を出すものと考え、私どもはこれを「工場の動きが見える」システムと呼んでお客様にご提案しています。
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